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さっき、DVDで「かもめ食堂」を観た。 フィンランドが舞台だが、映画の8割は店の中。 その貴重な屋外ロケで時間にしたら1~2分のシーンに森があった。 北欧らしく、すーっと伸びた針葉樹の森。 澄んだ空気と「何か住んでる」雰囲気が 画面を通して伝わってきた。 これは木の精。純潔を守るため 月桂樹に姿を変えたギリシャ神話のダフネ(のつもり)。 それにしても、クピトの意地悪で あんなイイ男(アポロ)に言い寄られたにもかかわらず 逃げなくてはいられない運命って。 恋愛悲劇は結構笑えることなのかも知れない。
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