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イベントのないこの時期は飾り付けが質素な西洋館。 だからこそ気づく、目につくレース使い。実にレトロ。 子供の頃流行ったなぁ、パイナップル編のドイリー。
レースは洗濯やアイロンがけが面倒だし、値段も高い。 ちょっと余裕のある家庭の奥さんの夢だったけど いつの間にかなくなっていった。
刺繍レースの縁取りで布が一気に上等になる。 金でも銀でも宝石でもなく、布と糸で作る贅沢。 最近はダディングレースも人気だけど あくまでも手芸として。
機械的なレースも凝っていればそれなりに美しい。 ただ、レース=シミを連想しちゃうのはどうしてかな。 多分子供の頃、西洋を気取って敷かれたドイリーや テーブルセンターにシミがついて落ちなかったからだな。 シミのついたレースほど醜い物はない。すぐにお払い箱。 やはり、使用人のいる洋館でないとレース使いはキツイな。 もちろん中流階級のマナーが大前提....だよなぁ。 やっぱりレースは無理! 撮影場所:横浜・山手西洋館
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